えんどうまめblog

豌豆豆のツルのように、曲がりくねりな人生の記録を綴っていきます。

『愛車』を『廃車』にしてしまった話

 

車検以外の車のメンテナンスの大切さについて痛感したことを書こうと思う。

 

ちなみに私はやっていなかったため車の寿命を縮めてしまい、わずか5年で手放した。

未だに後悔している。

わずか5年で手放すことになってしまった愛車『ミラジーノ・ミニライトスペシャル』

2020年の7月に泣く泣く手放した愛車は、平成13年式(2001年)のミラジーノ・ミニライトスペシャル。

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購入したのが2016年だったので、その時点ですでに新車から15年も経った中古車だった。

 

このミラジーノ・ミニライトスペシャルは、一番新しくても平成16年式(2006年)で10年は経っているもの。

私が買った平成13年式は、ちょうど軽自動車税が高く切り替わってしまう13年が経ってしまっていて、7,000円ちょっとだった自動車税が12,000円に引き上がってしまうのは正直痛かった。

それでも丸いヘッドライトとブレーキランプのレトロなデザイン、モスグリーンの色合いに一目惚れしてしまったので、少しでも状態が良く予算内で買えるものをじっくりと探し、手に入れた。

 

購入してからの5年間は、ドライブが好きな私はプライベートでもたくさん乗ったし、通勤でも活躍してくれた。

 

手放そうと思った2つの理由

 

手放す理由は2つあった。

1つは、もともと9月に車検があったのだが、車検を通すために修理する箇所が多くなっていて、自分では管理しきれないと判断したこと。

ちなみに2年前の2018年の車検代も27、8万とかなりかかっている。

今回はもっとかかるのではと予想した私は、懐事情がキビシいと泣く泣く手放す決断を下した。

ミラジーノは大好きだったが、そこまでお金をつぎ込む勇気はなかった。

 

2つめの理由は、エアコンがぶっ壊れてしまったから。

正確には、エンジンルーム内にある冷気や暖気を車内に送るためのエアコンホース?に亀裂が入り、足元へのエアコンがまったく効かなくなってしまった。

エアコン調整のツマミをどんなに切り替えても、上半身にしか風がこないのでおかしいな?とは思った。

夏はともかく、真冬の足元が寒すぎた。

 

こんな理由で、車検が来る前の8月くらいに手放す予定にしていたのだが、その別れが1ヶ月ほど早く訪れてしまった。

 

愛車との別れが1ヶ月早まった理由

 

8月を待たずに手放した日は7月15日。

 

その日、急遽仕事が休みになった私は、車で1時間ちょいのところにある温泉街に1000円でイイ感じの温泉に入れる場所を見つけたので、日帰り温泉に行こうとしていた。

 

実はこの日、ミラジーノを動かすのは1ヶ月近くぶりだった。

この頃、愛車と言うわりに車に乗る頻度が減っていたのと、梅雨時期で雨が続いたのでちょっと車の調子に不安はあった。

 

調子が悪くなる原因はだいたいバッテリー上がりで、エンジンがかからなくなる。

だから今回もそれを危惧していた。

 

ドキドキしながら車のキーを差し込み、回す。

すると、なんの問題もなくエンジンがかかったので「よし!いける!」とひと安心。

いざ、ギアをドライブに入れアクセルを踏み込んだ瞬間だった。

 

ガゴンッ

 

ん?

なんだ今の音?

 

聞き慣れない、イヤ~な感じの衝撃音が前輪あたりから聞こえた。

しかし、停めている駐車場が砂利だったので、大きい石に乗り上げたのかなくらいであまり気にせず再びアクセルを踏んだ。

が。

 

ガゴンガゴンガゴンガゴンッ

 

え?え?

なんだこの聞いたことない音は?

おかしい。

なんかわかんないけどこれはヤバい。

 

明らかに変な音と振動を出す車をさすがにこれ以上進めることができず、数メートル進んだ道をそのままバックで駐車場に戻す。

前輪のパンクだと思った私は、車から降りてじっくり確かめた。それはもう鼻先がタイヤに付くほど間近で。

しかし、素人目にそれがパンクなのかそうじゃないのかが判断できず、行きつけのガソリンスタンドに連絡して来てもらうことにした。

 

連絡から数分ほどでスタンドの整備士の方が来てくれ、状態を確認したら

「パンクはしてないと思うんですよね」

とのこと。パンクじゃないのか・・

 

そして整備士さんはこう続けた。

「点検しないと詳しくはわからないので、スタンドまで車を持って来れますか?すぐ近くなので大丈夫だと思いますが、もしなにか不具合が出たらご連絡ください」

結局その場では原因がわからず、ガソリンスタンドで調べてもらうことに。

この時点で温泉は確実に行けないことは決定だったが、車の方が気になって落ち込むも忘れていた。

スタンドは駐車場から1、2分の場所にあるのでなんとか無事に車を持っていけた。

 

ガソリンスタンドで車を預け、受付所の椅子で待つこと数分。

整備士の方がやってきて

「タイヤはやはりパンクしてませんでした。原因はフットブレーキですね。」

とのこと。

 

詳しく話を聞くと、

  • 年式が古いこと
  • 雨続きだったこと
  • あまり車を動かしていなかったこと

が、車の調子がおかしくなった原因だそうだ。

 

年式が古い車を雨の中、野ざらしの駐車場に動かさないまま置いていたため、フットブレーキが錆びてしまったようだ。

錆びてるから、ブレーキを踏み込むと踏み込んだままの状態になって、戻らなくなっていたらしい。

最初に動かしたときの『ガゴンッ』という音は、ブレーキが効いたまま車が動いたから出た音のよう。

もしそのまま運転していたら、道路のど真ん中で故障しレッカー車で運ばれてたかもしれなかったそう。

 

そんな羞恥には耐えられないから、無視して運転しなくてよかった・・・

修理は、錆び付いたフットブレーキにオイルをさすのとオーバーホールをすれば大丈夫らしい。

 

が、しかし。

 

私は『直る嬉しさ』より『修理代』の方が気になってしまった。

直ればまた愛車には乗れる、けど。

聞くと、修復代はだいたい3万くらい。

 

さ、3万・・・

 

金額を聞いてすぐさま、9月の車検前に手放そうと思ってるのに、今ここでそのお金を払って修理する必要があるのか?と考えてしまった。

 

そこで私は整備士さんに車を手放そうと思っていることを話した。

すると

「ウチで廃車にすることもできますよ」

とあっさり言われた。

 

え、今?

ここで?

この子とお別れ??

しかも『廃車』・・・

・・・・・マジかぁ~~・・

 

突然の『廃車』提案に頭の中がフリーズしてしまったが、整備士さんが答えを待ってるので固まってる場合ではない。

「考えさせてください」

って持ち帰ることもできないし!

 

どうしよう?

どうしよう?

 

さんざん悩んだ末、

「は、廃車にしてください・・・」

 

苦渋の決断だった。

 

整備士さんに「よろしいですか?」と念を押され、「はい」と答えた。

そこからはバタバタと車の中から私物を出し、車のキーを整備士さんに渡して終了。

キーを渡すとき、一瞬躊躇した。

 

あまりにあっけない愛車との別れに、頭が追いつかなかった。

 

軽自動車の廃車は、普通自動車みたいに書類での手続きがなく、廃車にしたいと言えば引き渡して終わりらしい。

こんなにも簡単に手放せてしまうのかと、寂しさより拍子抜けの感覚が大きかった。

 

帰りは整備士さんが車で送ってくれて、愛車を停めていた駐車場のところで下ろしてもらった。

 

いなくなってしまったミラジーノ・ミニライトスペシャル。

ぽっかりと空いた駐車場を眺めているうちに、寂しさと後悔がどんどん押し寄せてきた。

 

ちゃんとメンテナンスしてあげられなくてゴメン。

もっと乗ってあげればよかった。

そしたら、年式が古くたって良い状態を保てたのに。

 

なんだかまるで大切な人を失くしたかのような喪失感が押し寄せ、泣けてきた。

 

大切にできなくてゴメン。

ずっと駐車場に独りぼっちにしてゴメン。

 

独りぼっちで駐車場に佇むミラジーノを想像して、また泣けてきた。

 

手放したこの日はちょっと情緒不安定になり、ダンナに廃車にしたことを話してるうちにわんわんと泣いてしまった。

 

愛車っていうくらいならもっと大事にしろよなぁ、自分。

もうしばらくは自分の車は持たないけど、次に買うならまたミラジーノみたいなレトロなデザインにしようと思う。

 

そしたら今度は車検以外のメンテナンスもちゃんとやって、10年以上乗れるように大切にすると誓った。