えんどうまめblog

豌豆豆のツルのように、曲がりくねりな人生の記録を綴っていきます。

愛車のミラジーノを手放した。

 

愛車のミラジーノ・ミニライトスペシャルを手放した。

 

もともと9月に車検だったが、年式が古く車検を通すための修理が多くなった愛車ミラジーノ。

2年前の車検代もかなりかかったので、今回もかかると予想した私は、懐事情がキビシいと泣く泣く車検前に手放そうと決めてはいたのだ。

 

でも、その別れが1ヶ月ほど早く訪れてしまった。

 

突然のことで頭が整理できなかったけど、そうせざるを得ない状況だった。

 

かなりショックな出来事だったが、大好きなミラジーノを手放した状況を忘れたくないと思い、備忘録として残すことにした。

 

 

事の発端は7月15日。

 

急遽仕事が休みになった私は、車で1時間ちょいのところにある温泉街に1000円でイイ感じの温泉に入れる場所を見つけたので、日帰り温泉に行くことに。

 

速攻で準備して、いざ出発!

 

 

愛車のミラジーノを動かすのは1ヶ月近くぶりだった。

愛車と言うわりに、私はあまり車に乗らない。

 

だからちょっと車の調子に不安はあった。

梅雨時期で雨の日も多かったし。

 

調子が悪くなる原因はだいたいバッテリー上がりで、エンジンがかからなくなる。

だから今回もそれを危惧していた。

 

ドキドキしながら車のキーを差し込み、回す。

すると、なんの問題もなくエンジンがかかったので「よし!いける!」とひと安心。

いざ!とギアをドライブに入れアクセルを踏み込んだ。

 

ガゴンッ

 

ん?

なんだ今の音?

 

聞き慣れない衝撃音が前輪あたりから聞こえた。

 

しかし、停めている駐車場が砂利だったので、大きい石に乗り上げたのかなくらいであまり気にせず再びアクセルを踏んだ。

 

が。

 

ガゴンガゴンガゴンガゴンッ

 

え?え?

 

なんだこの聞いたことない音は?

おかしい。

なんかわかんないけどこれはヤバい。

 

明らかに変な音と振動を出す車をさすがにこれ以上進めることができず、数メートル進んだ道をそのままバックで駐車場に戻す。

 

前輪のパンクだと思った私は、車から降りてじっくり確かめた。

が、素人目にそれがパンクなのかそうじゃないのかが判断できず、行きつけのガソリンスタンドに連絡して来てもらうことにした。

 

連絡から数分ほどでスタンドの整備士の方が来てくれ、状態を確認したら

「パンクはしてないと思うんですよね」

とのこと。

パンクじゃないのか・・

 

結局その場では原因がわからず、ガソリンスタンドで調べてもらうことに。

スタンドは駐車場から1、2分の場所にあるのでなんとか無事に車を持っていけた。

 

ガソリンスタンドで車を預け、受付所の椅子で待つこと数分。

整備士の方がやってきて

「タイヤはやはりパンクしてませんでした。原因はフットブレーキですね。」

とのこと。

 

詳しく話を聞くと、

  • 年式が古いこと
  • 雨続きだったこと
  • あまり車を動かしていなかったこと

 

が、車の調子がおかしくなった原因だそうだ。

 

年式が古い車を雨の中野ざらしの駐車場に動かさないまま置いていたため、フットブレーキが錆びてしまったようだ。

錆びてるから、ブレーキを踏み込むと踏み込んだままの状態になって、戻らなくなっていたらしい。

最初に動かしたときの『ガゴンッ』という音は、ブレーキが効いたまま車が動いたから出た音なんだろう。

もしそのまま運転していたら、道路のど真ん中で故障しレッカー車で運ばれてたかもしれなかったそう。

異変を無視して運転しなくてよかった・・・

 

修理は、錆び付いたフットブレーキにオイルをさすのとオーバーホールをすれば大丈夫らしい。

 

が、しかし。

 

私は『直る嬉しさ』より『修理代』の方が気になってしまった。

直ればまた愛車には乗れる、けど。

 

 

聞くと、修復代はだいたい3万くらい。

 

さ、3万・・・

 

金額を聞いてすぐさま、9月の車検前に手放そうと思ってるのに、今ここでそのお金を払って修理する必要があるのか?と考えてしまった。

 

そこで私は整備士さんに車を手放そうと思っていることを話した。

すると

「ウチで廃車にすることもできますよ」

とあっさり言われた。

 

え、今?

ここで?

この子とお別れ??

 

・・・・・マジかぁ~~・・

 

突然の『廃車提案』に頭の中がフリーズしてしまったが、整備士さんが答えを待ってるので固まってる場合ではない。

「考えさせてください」

って持ち帰ることもできないし!

 

どうしよう?

どうしよう?

 

さんざん悩んだ末、

「は、廃車にしてください・・・」

 

苦渋の決断だった。

 

整備士さんに「よろしいですか?」と念を押され、「はい」と答えた。

 

そこからはバタバタと車の中から私物を出し、車のキーを整備士さんに渡して終了。

キーを渡すとき、一瞬躊躇した。

 

帰りは車で家の近くまで送ってもらった。

 

 

あまりにあっけない愛車との別れに、頭が追いつかなかった。

 

軽自動車の廃車は、普通自動車みたいに書類での手続きがなく、廃車にしたいと言えば引き渡して終わりらしい。

 

こんなにも簡単に手放せてしまうのかと、寂しさより拍子抜けの感覚が大きかった。

 

 

でも、寂しさは時間と共にどんどん押し寄せてきた。

 

 

ちゃんとメンテナンスしてあげられなくてゴメン。

もっと乗ってあげればよかった。

そしたら、年式が古くたって良い状態を保てたのに。

 

なんだかまるで大切な人を失くしたかのような喪失感が押し寄せ、泣けてきた。

 

大切にできなくてゴメン。

ずっと駐車場に独りぼっちにしてゴメン。

 

独りぼっちで駐車場に佇むミラジーノを想像して、また泣けてきた。

 

手放したこの日はちょっと情緒不安定になった。

 

愛車っていうくらいならもっと大事にしろよなぁ、自分。

 

 

もうしばらくは自分の車は持たないけど、次に買うならまたミラジーノがいい。

 

そしたら今度は、もっと大切にするよ。