アネロのように、コツコツと。

もう40代、まだ40代。これからもコツコツと、いろんな経験を重ねていく。そんな経験から感じたことを綴るブログです。

サンドウィッチマンの著書『復活力』にお笑い要素一切なし!“お笑い”にとことん真面目な2人が見られる一冊。

 

いまや“日本を代表するお笑い芸人”を確立したサンドウィッチマン

 

そのサンドウィッチマンのお二人、伊達みきおさん富澤たけしさんが執筆した『復活力』、感想と馳せる想いを書いていきます。

 

 


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『復活力』を読んで 

『復活力』を読んで、率直な感想は

『本の内容にコントのおもしろさはないけれど、あの秀逸なコントを生み出すために真面目にお笑いと向き合っている人たち』

だな、と。

 

内容としては、伊達みきおさん、富澤たけしさんがそれぞれの視点で、お互いに対する思いや売れない不遇の時代に感じていたことなどを書き綴っています。

お二人の生い立ち~M-1グランプリで優勝した後の心境までと、もともとの著書『敗者復活』に加えて、10年経った現在のお二人が、10年前を振り返る『文庫版あとがきにかえてー』が掲載されています。

 

職人気質な富澤たけしさんと天真爛漫な伊達みきおさん

サンドウィッチマンのコントは、何度観ても初めて観るかのような笑いを引き起こしてくれます。

サンドウィッチマンを知る前にも、エンタの神様などのお笑い番組は好きでよく観ていましたが、正直ネタは一度見れば十分でした。

何度見ても初めて観るかのような笑いを引き起こすコントは、サンドウィッチマンが初めてです。

「すごいな、なんで何回観てもこんなに笑えるんだろう」と、感心を通り越して疑問に思ってしまうほど。

 

『職人気質』な富澤たけしさん 

そのコントのネタを考えているのは、主に富澤たけしさん。

サンドウィッチマンのお二人それぞれお笑いに対する思いは熱いですが、特に富澤さんのお笑いへの向き合いかたは、まさに職人だと思いました。

 

富澤さんがこだわる芸スタイルは『引き芸』というものらしい。

引き芸とは、自ら積極的にしゃべってグイグイ前に出る『押し芸』と呼ばれるものとは逆に、基本的に受け身スタイルの姿勢で周りの話を聞き、あるタイミングを見計らって面白いことを言ったりしたりするスタイルのようです。

確かに、サンドウィッチマンのコントは日常にありそうなシーンが多く、セリフもすごく大げさなことは言ってないのに、随所に自然な流れで笑いをぶっこんできます。

その言い回しが、言葉のセンスが、秀逸の一言なんですよね。

 

富澤さんは、“お笑い”というものを徹底的に分析したとあります。

同じネタでもテレビ用と舞台用で見せ方を変えるため、声の出し方や演じ方などを追及したそうです。

どうすれば一番おもしろく観てもらえるか?

俯瞰的な視点と細かい部分まで研究を重ねることで、何度観ても飽きさせないコントを生み出していたんですね。

 

天真爛漫な伊達みきおさん 

テレビで見ていても、いつも場を和ませている伊達みきおさん。

物事を慎重に考え進めていく富澤さんとは逆に、出たとこ勝負!的なところがあるようです(本の中で富澤さんがそう書いていた)。 

直感タイプなんですね、きっと。

コントでは、ネタを考える富澤さんが、ツッコミの言い回しは伊達さんのセンスに任せているそうです。

頭の回転が速くないとあんな的確なツッコミできないですよね。

 

そんな伊達さんは、本を読んでいても、思慮深さを感じつつその根っから明るくポジティブな性格がうかがえました。

天真爛漫な伊達さんが相方だからこそ、サンドウィッチマンが続けられたとも言えるエピソードがあります。

それは、サンドウィッチマンには2度解散の危機があったこと。 

その2回とも富澤さんから切り出され、 伊達さんは『まだなにも結果残せてないのにやめられるか』との思いから、「まだ早いよ」と止めたそうです。

富澤さんはこの時期、精神的に相当参っていたようでしたが、伊達さんの持ち前のポジティブ精神によって解散せずに済み、むしろ本気スイッチが入った瞬間だったようです。

私は心の中で、伊達さん、グッジョブ!!とつぶやきました。

 

根っこは似ている?

物事を慎重に計画的に進める富澤さんと、出たとこ勝負で直感タイプな伊達さん。

相反して見えるお二人ですが、根底は同じ考え方をしているようです。

だからこそ息の合ったコントができるんだなぁと納得しました。

 

活躍を嬉しく思いつつ、勝手に心配していること

今ではたくさんのレギュラー番組やラジオ番組などでお忙しいサンドウィッチマン。

ファンとしては、テレビで見る機会が多くなりとてもうれしいです。

2019年の10月からは、とうとうサンドウィッチマン+もう一人加えて、MCを努めるバラエティー番組が始まります。

 

すごく、すごくうれしいんですが、私の中で勝手に心配事がひとつ・・・

忙しくなりすぎて、体をこわしてしまうんじゃないかと。

特に伊達さんは、自身でもおっしゃっていましたが最高血圧が200を超えており、降圧剤を飲んでなんとか生きているようです

ぶっちゃけ、めっちゃ危険なんじゃん!?大丈夫!? ?と、まるで身内を心配する心境です。

コントでネタをやっているサンドウィッチマンをまだまだ長く見ていたいから、勝手ながらホントに身体に気をつけてほしいと切に願っています。

富澤さんも、テレビで忙しく「ネタをじっくり考える時間がない」と悩んでいるそうです。

サンドウィッチマンはコントをやっている姿が一番輝いていますね!

 

さいごに

『復活力』の感想というより、ただただサンドウィッチマンが好き!な感じの内容になってしまいましたが(^^;

 

私はこの本を読む時に、BGMに流したい曲があります。

それは、大友ジュンさんが歌う『エール』という曲。

この曲は、サンドウィッチマンのコント『ストリートミュージシャン』の中で、ミュージシャンに扮する伊達さんが1節だけ歌っています。

富澤さんが作詞したこの曲は、なんとなく売れなかった頃の自分たちに向けて歌ってるのかなと思いました。

しかしこの歌、途中まで感動するのに、歌詞の最後はなぜかヒモニート男で終わります。

富澤さん、 あまりの斜め上をいくオチ。

さすが!!の一言です。

 

サンドウィッチマンの原点がたくさん詰まった『復活力』

読んだあと、私の中ではさらにお二人の好感度が上がりました。