今週のお題「わたしの好きな歌」
大友ジュンさんの『エール』という歌が聴きたくなります。
この歌は、お笑い芸人サンドウィッチマンのコント『ストリートミュージシャン』の中で、ミュージシャンに扮した伊達みきおさんが歌っている曲です。
コントの中で伊達さんが歌うのは一部分ですが、YouTubeで大友ジュンさんがフルで歌っている動画を見ることができます。
大友ジュンさんとサンドウィッチマンのお2人は、サンドウィッチマンがまだお笑い芸人として売れない頃からの長い付き合いで、この歌の作曲もサンドウィッチマンのお2人から直接お願いされたそうです。
そしてこの『エール』という歌、なんと作詞を富澤たけしさんが書いています!
作曲は大友ジュンさんが手がけていて、バラードより少しテンポの良い曲調や歌詞の内容は、ちょっといろいろ疲れた時に聴くと癒されます。
ただひとつ気になったのは、歌詞の内容が途中からおかしな(?)方向に展開していくこと。
『エール』の歌詞は、前半部分では女性の口調で確かに頑張ってる人たちへエールを送っています。
ところが、後半部分では男性の口調に変わり、最後にはなぜかヒモ男になって終わっています。
はて、応援ソングはどこへ??
聴き始めは「いい曲だなー」と励まされていましたが、途中からはあまりにも想像の斜め上をいく展開に思わず笑いがこみ上げ、疲れが“癒される”から“ぶっ飛ぶ”に変わりました。
えっ、なんでヒモ男で終わらせようと思ったの!?
この歌詞は何度聴いてもナゾなんですが、なぜかまた聴きたくなる中毒性があるんです。
この中毒性を引き起こすとは・・・
「さすが富澤たけし!」
と感心せざるを得ません。
※失礼ながら、敬称略させていただきました。。
サンドウィッチマンのコントはホントに大好きで、富澤たけしさんの発想力や想像力には毎回驚かされ、笑わされ、考えさせられています。
そして、富澤さんのボケに的確にツボをついて突っ込む伊達さんの瞬発力。
秀逸すぎる。
そんな、コントのネタをおもに作っている富澤たけしさんが書いた歌詞は、やっぱり独創的でいい意味で期待を裏切ってくれる内容でした。
笑える歌なんてそうそうない。
なのに、こんなところにまで笑いを引き起こすとは・・・さすが富澤たけし!(二回目)
そしてこの歌を、最初から最後まで爽やかに歌い上げる大友ジュンさん。
このミスマッチ感がまたサイコウ。
私は未だかつて
♪お金貸してよ きっと返すよ 約束はしないけれど
というフレーズを、こんなに爽やかに歌い上げる歌手を聴いたことがありません。
この歌をカラオケで歌いたいと思っているのですが、どのカラオケにも入っておらず・・残念です。
ぜひ、カラオケに導入希望!!