えんどうまめblog

豌豆豆のツルのように、曲がりくねりな人生の記録を綴っていきます。

はじめましてのごあいさつ

 

 

❝このままだと、私は生ける屍になる❞

 

アラフォーからアラフィフへと突入した誕生日。

人生の折り返しまであと少しなのかと思ったと同時に、強烈に感じた恐怖。

特に深く考えず生きてきたことへの後悔と、今後の自分の未来予想図に危機感がどっと押し寄せた。

 

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突然の出だしで失礼致します。 

 

はじめまして。ヨウといいます。

現在、派遣社員として事務のお仕事をしています。

 

ここでは私の自己紹介やブログを始めるきっかけ、これから発信していきたいことを書いていきます。

 

少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!

 

  

自己紹介 

出身・居住地:宮城県仙台市

年齢:3月生まれの40代

性別:女性

家族:夫と二人暮らし

兄弟:3人姉妹の真ん中

好きな食べ物:ガーリックトマトパスタ・ペペロンチーノ・中華そば・チョコミント味のスイーツや菓子類

苦手な食べ物:生もの・激辛・貝類・モツ

好きな飲み物:コーヒー(ブラック)・ハーブティー・中国茶

苦手な飲み物:お酒全般

趣味:漫画を読む・イラストを描く・下町散策・カフェ巡り

好きな俳優:大泉洋・篠原涼子・綾瀬はるか

好きな芸人:サンドウィッチマン・東京03・ぺこぱ

好きな音楽:SEKAI NO OWARI・米津玄帥・RADWIMPS・安室奈美恵・globe・ゆず その他良いと思ったら聴くスタンス 

 

 

ブログを始めたきっかけ 

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  • 雇われ人生から解放されたい
  • 文章化することで自分の考えを客観視してみたかった
  •  自分の話で誰かが楽しんでいるのを見るとこっちも嬉しくなったので、経験や考えを発信することで誰かの心を動かしてみたい

 

他にもいくつかきっかけはありますが、特にこの3つが大きいですね。

 

雇われ人生から解放されたい

「自分ってもしかして社会不適合者なんじゃ?」

と真剣に悩むくらい、ひとつの職場で長続きしない私。

 

ヤダなと思うとすぐ『辞める!!』

でも働かないと生活できないし・・・で、就職。

を繰り返しました。

 

これまでひとつの職場で一番長く続いて7年。

なので、10年以上とかひとつの職場で長続きする人は本当にスゴイなと思います。

 

そんなこんなで、かれこれ20数年雇われ人生で自分の力で稼ぐなんて考えたこともなかったですが、ブログの存在を知ってから「自分の力で稼げたらサイコーじゃん!」と勢いで始めました。

 

とは言え、ブログの方向性もまだまだ模索中なので、コツコツと記事を増やしながら好きで続けられそうなジャンルを見つけていこうと思っています。

 

文章化することで自分のことを客観視してみたかった

冒頭で【特に深く考えず生きてきた】と書きましたが、これについて後悔の念は日々のしかかっています。

 

もともと

・長期的に考えることが苦手

・将来の為の努力より目の前の欲が優先

で、20代の頃から自分の性格は刹那的だな分析していました。

 

若いうちは根拠のない自信と勢いでなんとかなると思っていましたが、40代も後半に差しかかった今、そのツケが来てるな、と感じています。

 

「なんであの時、今のように考えられなかったんだろうな・・」

 

と、後悔の念は日々のしかかるけど、そんなこと言っても過去は変えられない。

それなら、これからの自分を変えていく努力をするしか未来の自分を救う道はないなと強く思うようになりました。

 

じゃあ、どうやって自分を救えばいいんだろう?

 

そう疑問に思うようになって見つけたひとつの解決法が『ブログを書く』です。

 

深く考えずに生きてきて後悔しているなら、これからは【自分がどんな考え方を持っているのか】を客観視できれば、自分を救う道筋が見えるんじゃないかと思ったのです。

それなら、『ブログ』というツールで自分が普段思っていることを見える化することが最適なんじゃないかと。

 

自分の話で誰かが楽しんでいるのを見るとこっちも嬉しくなったので、自分の経験や考えを発信することで誰かの心を動かしてみたい

私は人と話をするのが好きです。

 

たまに「ヨウの話し方が面白い!」と言っていただくこともあり、私も自分の話で誰かが楽しんでいるのを見ると嬉しくなります。

なので、ブログで自分の経験談や考えを発信することで、誰かの心を動かすのってなんかいいんじゃない?と考えるようになりました。

 

言葉で話していることを文章化するのは簡単じゃないかもしれません。

でも、面白そうですよね。

 

どんなことをブログで発信していくか 

今の自分が思う、過去の自分のことを中心に記事を書いていこうと思っています。

失敗したこととか、失敗したこととか、失敗したこととか・・・

そしてたまに栄光談とか。

なので、自虐的な記事が多くなるかもしれません(笑)

 

でも、そこは変えられない過去なので「あ~ぁ、こいつバカだなぁ」とか、くすっと笑ってもらえるような、ちょっと面白味を加えて書いていこうと目論んでいます。

あ、当然話は盛りませんよ?

 

 

他には漫画やイラスト、旅のことなど、好きなことややってみたいことをいろいろ書いていきます。

 

どうぞよろしくお願いします!

 

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                                  By ヨウ

愛車のミラジーノを手放した。

 

7月15日、愛車のミラジーノを手放した。

 

 

もともと9月に車検だったが、年式が古く車検を通すための修理が多くなった愛車ミラジーノ。

2年前の車検代もかなりかかったので、今回もかかると予想した私は、懐事情がキビシいと泣く泣く車検前に手放そうと決めてはいたのだ。

 

でも、その別れが1ヶ月ほど早く訪れてしまった。

 

突然のことで頭が整理できなかったけど、そうせざるを得ない状況だった。

 

7月15日、急遽仕事が休みになった私は、車で1時間ちょいのところにある温泉街に1000円でイイ感じの温泉に入れる場所を見つけたので、日帰り温泉に行くことに。

速攻で準備していざ出発!

 

 

愛車のミラジーノを動かすのは1ヶ月近くぶり。

愛車と言うわりに、私はあまり車に乗らない。

 

だからちょっと車の調子に不安はあった。

梅雨時期で雨の日も多かったし。

 

調子が悪くなる原因はだいたいバッテリー上がりで、エンジンがかからなくなる。

だから今回もそれを危惧していた。

 

ドキドキしながら車のキーを差し込み、回す。

すると、なんの問題もなくエンジンがかかったので「よし!いける!」とひと安心。

いざ!とギアをドライブに入れアクセルを踏み込んだ。

 

 

ガゴンッ

 

ん?

なんだ今の音?

 

聞き慣れない衝撃音が前輪あたりから聞こえた。

 

しかし、停めている駐車場が砂利だったので、大きい石に乗り上げたのかなくらいであまり気にせず再びアクセルを踏んだ。

 

が。

 

ガゴンガゴンガゴンガゴンッ

 

え?え?

 

なんだなんだ?

おかしい。

なんかわかんないけどこれはヤバい。

 

明らかに変な音と振動を出す車をさすがにこれ以上進めることができず、数メートル進んだ道をそのままバックで駐車場に戻す。

 

前輪のパンクだと思った私は、車から降りてじっくり確かめた。

が、素人目にそれがパンクなのかそうじゃないのかが判断できず、行きつけのガソリンスタンドに連絡して来てもらうことにした。

 

連絡から数分ほどでスタンドの整備士の方が来てくれ、状態を確認したら

「パンクはしてないと思うんですよね」

とのこと。

パンクじゃないのか・・

 

結局その場では原因がわからず、ガソリンスタンドで調べてもらうことに。

スタンドは駐車場から1、2分の場所にあるのでなんとか無事に車を持っていけた。

 

ガソリンスタンドで車を預け、受付所の椅子で待つこと数分。

整備士の方がやってきて

「タイヤはやはりパンクしてませんでした。原因はフットブレーキですね。」

と原因を話し始めた。

 

詳しく話を聞くと、

  • 年式が古いこと
  • 雨続きだったこと
  • あまり車を動かしていなかったこと

 

が、車の調子がおかしくなった原因だそうだ。

 

年式が古い車を雨の中野ざらしの駐車場に動かさないまま置いていたため、フットブレーキが錆びてしまったようだ。

錆びてるから、ブレーキを踏み込むと踏み込んだままの状態になって、戻らなくなっていたらしい。

最初に動かしたときの『ガゴンッ』という音は、ブレーキが効いたまま車が動いたから出た音なんだろう。

もしそのまま運転していたら、道路のど真ん中で故障しレッカー車で運ばれてたかもしれなかったそう。

異変を無視して運転しなくてよかった・・・

 

修理は、錆び付いたフットブレーキにオイルをさすのとオーバーホールをすれば大丈夫らしい。

 

が、しかし。

 

私は『直る嬉しさ』より『修理代』の方が気になってしまった。

直ればまた愛車には乗れる、けど。

 

 

聞くと、修復代はだいたい3万くらい。

 

さ、3万・・・

 

金額を聞いてすぐさま、9月の車検前に手放そうと思ってるのに、今ここでそのお金を払って修理する必要があるのか?と考えてしまった。

 

そこで私は整備士さんに車を手放そうと思っていることを話した。

すると

「ウチで廃車にすることもできますよ」

とあっさり言われた。

 

え、今?

ここで?

この子とお別れ??

 

・・・・・マジかぁ~~・・

 

突然の『廃車提案』に頭の中がフリーズしてしまったが、整備士さんが答えを待ってるので固まってる場合ではない。

「考えさせてください」

って持ち帰ることもできないし!

 

どうしよう?

どうしよう?

 

さんざん悩んだ末、

「は、廃車にしてください・・・」

 

苦渋の決断だった。

 

整備士さんに「よろしいですか?」と念を押され、「はい」と答えた。

 

そこからはバタバタと車の中から私物を出し、車のキーを整備士さんに渡して終了。

キーを渡すとき、一瞬躊躇した。

 

帰りは車で家の近くまで送ってもらった。

 

 

あまりにあっけない愛車との別れに、頭が追いつかなかった。

 

軽自動車の廃車は、普通自動車みたいに書類での手続きがなく、廃車にしたいと言えば引き渡して終わりらしい。

 

こんなにも簡単に手放せてしまうのかと、寂しさより拍子抜けの感覚が大きかった。

 

 

でも、寂しさは時間と共にどんどん押し寄せてきた。

 

 

ちゃんとメンテナンスしてあげられなくてゴメン。

もっと乗ってあげればよかった。

そしたら、年式が古くたって良い状態を保てたのに。

 

なんだかまるで大切な人を失くしたかのような喪失感が押し寄せ、泣けてきた。

 

大切にできなくてゴメン。

ずっと駐車場に独りぼっちにしてゴメン。

 

独りぼっちで駐車場に佇むミラジーノを想像して、また泣けてきた。

 

手放したこの日はちょっと情緒不安定になった。

 

愛車っていうくらいならもっと大事にしろよなぁ、自分。

 

 

もうしばらくは自分の車は持たないけど、次に買うならまたミラジーノがいい。

 

そしたら今度は、もっと大切にするよ。

 

『談話室』 築70年の建物の中にある”アピール控えめ“な超こぢんまりカフェ

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塩竈市杉村惇(すぎむらじゅん)美術館・塩竈市公民館本町分室の中にあるカフェ『談話室』

 

築70年のレトロな館内に2015年4月29日に開店した『談話室』は、白と濃い茶色で統一されたシンプルな内装で、席数は10席ほどの超こぢんまりカフェです。 

 

  

外に看板がない”アピール控えめ“なカフェ『談話室』

 

JR仙石線『本塩釜駅』または『西塩釜駅』から徒歩約10分の、ちょっと小高い場所にあるカフェ『談話室』。

 

カフェ『談話室』は路面店ではなく杉村惇美術館の中に併設されています。

なので、目的地は杉村惇美術館でもあります。

 

小高い場所に佇む白っぽい建物が『杉村惇美術館』 

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ゆるやかな勾配の階段を上りきると美術館の入り口が目の前に。

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実は私、今回訪れる前に3回ほど『談話室』への訪問を試みています。

でも、美術館の入り口まで来ては引き返すを繰り返していました。

 

なぜなら、入り口の外にはカフェの看板がなくて。

 

館内にあるとはいえ、外にもカフェの案内があるものと思っていた私は

「あれっカフェやってるのかな?」と疑問に思い、入る勇気がなかなか出なかったんですね。

あまりのアピールの控えめさに、来る度に入り口でずっとうろうろしてました(笑)

 

なので、4度目の正直の今回も入り口のドアを開けるのめっちゃドキドキしました!

小心者過ぎ。

 

カフェは入り口を入ってすぐにあった

 

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入り口のドアを開けたら、目の前にメニューの看板が。

これを見た瞬間に

「おぉ~カフェあったぁ~(´▽`) 」

と安堵したのを覚えています。

 

どんだけキンチョーしてんだ私。
 

やっと来たという感慨を胸に、さっそく入店。

 

シンプルでコンパクトな店内

 

入り口は濃い茶色×磨りガラスのシンプルな引き戸。

上に小さく『談話室』と書いてありました。

まるで『職員室』みたいな。
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入り口にも小さな看板。

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店内は、ぐるりと首を回さなくても全部見えるほどコンパクトな広さ。

 

ただ、あまり物が置いていない分スッキリとしているので、狭さは感じません。

天井もやや高めだからでしょうか。

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ところどころにちょっとした”演出”が

スタッフの方に許可を得て店内を見ていると、ひとつだけデザインが違うテーブルがありました。

 

テーブルに段差がある・・・?

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なんで段差があるんだろ??と思いながらちょっとかがんでみると、中にミシンが収まっていました。

 

これは昔のミシン台をそのままテーブルとして使用しているようです。

 

他でもミシン台をテーブルにしているカフェを見たことはありますが、中にミシンがある状態でテーブルに段差があるものは初めて見ました。

 

思わず開けたくなりますね!f:id:punk_tata88_04tantan:20200610104222j:image

 

この時私は別の席に座ったので、なんか開けるのを躊躇してしまいました。

 

開くのかな・・・?

 

 

そして、店内の隅にこれまた目を引くオブジェが。

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『白くて大きな日本犬』というタイトルの彫刻作品。

こちらは、多賀城市出身で現在は松島在住の彫刻家・佐野美里さんという方が作られたものです。

 

土台も含めると高さ120㎝くらいはありそう。

大きくて白いのでお茶している間も常に視界に入り、見守られている感がハンパないです。

大きな体に反してつぶらな瞳とペロッと出した舌が可愛らしいですね。

 

入り口付近には小さな書棚が。

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実は、新型コロナウィルスの影響で6月2日まで休業し、3日から営業を再開していたという談話室。

私が訪れたのは6月4日だったので、営業再開してすぐだったんですね。

その営業再開初日に、上記写真の書棚を設置したようです。

 

書棚には、移動式本屋を営むペンギン文庫さんが厳選した写真や美術、文芸などの新刊書が置かれています。

 

季節ごとに合った本を置くようなので、 気になる本を見つけたらなくならないうちに買っておいた方が良さそうです。

談話室でお茶をしながら読んでもOKみたいですよ!

 

メニューはドリンクのみでテイクアウトもできる

シンプルな店内の談話室は、メニューもシンプルでした。

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・コーヒー

・アイスコーヒー

・ダージリンティー

・オレンジジュース

の4種類で、値段はいずれも

テイクアウト・・・300円

店内・・・450円

となっています。

 

訪れた日は暑かったので、店内でアイスコーヒーをいただきました。

 

店内でドリンクを頼むとサービスでコインチョコが2枚🎵

ほんのり苦いアイスコーヒーと甘いチョコレートに癒されます。
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静かに本を読みたい人にオススメな『談話室』

訪れたのが平日だったのもあると思うのですが、私がお店を訪れてから出るまでの間(11時半~13時くらい)来客は私以外にいませんでした。

街からちょっと離れた小高い場所にあるので、車などの音もなく木の葉擦れの音が聴こえるくらい静かなんですね。

なので、ゆっくり本を読みながらお茶をしたいという人にはとてもオススメなカフェです。

 

カフェ『談話室』情報

営業時間:11時~17時(ラストオーダー16時半)

定休日:毎週月、火曜日、お盆、年末年始

 

ハンコに40万円払った経験から学んだこと

 

 

私は過去、ハンコに40万払ったことがあります。

 

ハンコはハンコでも開運グッズとして購入したものでした。

 

そのハンコを買った当時の自分に言いたい。

『開運グッズは簡単に手に入るけど、その瞬間から自動的に幸せになれるワケじゃないよ』と。

 

今では人生の高い勉強代だと笑えるけど、人生でトップ3に入る失敗でした。

 

   

ハンコに40万払った話
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今なら

「えっハンコが40万円?それ間違いなく詐欺でしょ。」

 

と、何の迷いもなく思います。

実際調べてみても、印鑑はどんなに高級でも10万前後です。

 

40万円って高額ですよね。

購入するものが車なら「安い」かもですが、ハンコです。たかがハンコ。

どう考えてもおかしいものに手を出した私。

 

でもその頃の私は、「ハンコにその値段はありえない」と疑う判断力すら失うほど、精神的にヤバかったんです。 

 

自分の中で“暗黒時代”と呼んでいたその時期はおよそ10年くらい続きました。

 

いつも背中になにかがのしかかっているような、目の前にいつも見えない壁を感じるような、閉塞感がずっと纏わりついている。

この頃は生きるのが辛かったです。

かと言って死ぬまでの覚悟はなく、宙ぶらりんで生きていました。

 

そんな苦しい状況から早く抜け出したくて手を出したのが【40万円のハンコ】です。

 

苦しい状況を救ってほしくてすがったのは友達でも家族でもなく“占い”

暗く長いトンネルの中にいるような、ふさぎ込んだ状況から少しでも早く抜け出したくてすがったのは、友達でも身内でもなく占い

 

友達や姉妹にこの苦しみを打ち明けられれば良かったんですが、当時の自分は『弱い部分を見られたくない』とか『こんなこと話して離れていったらどうしよう』という思いがあり、言えませんでした。

 

のちのちの自分を苦しめることになるとも知らずに。

 

自分のことを知らない第三者の方が相談しやすいと思った私は、開運占いを選びました。 

雑誌の中にある占い師紹介コーナーから、気になるところに電話をして占い鑑定の予約。

 

当日は占い師がいる事務所に行き、初めは筮竹(ぜいちく:竹ひごのような棒でジャラジャラするやつ)でいろいろ見てもらいました。

 

どんなことを言われたのかはもう覚えていません。

でも、言われたことすべてにおいて“自分の運気が上がるために言ってくれているんだ”と信じ、疑いませんでした。

 

良く言えば素直。悪く言えばただの言いなり状態。

 

今思い出しながらこうやって書いていても「ヤバいな、私」と思います。

 

開運グッズとして勧められたのが“ハンコ”

ひと通り占いが終わった後、開運グッズとして占い師に勧められたのがハンコ。 

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実際購入したハンコ(実印)

 

ハンコの素材は象牙で、ケースはワニ革だったと思います。

象牙もワニ革も確かに高級なんですよね。

 

このハンコは特注品(今となってはホントかどうかわからないが)なので、占いに行った日に注文して後日また事務所に取りに行くっていう流れでした。

 

で、占いに行った日に購入を決め、言われた価格が40万円。

 

値段を聞いて、最初は確かに「えっ!」と驚きましたよ。

でも、『ハンコはお祓いをして良い運気を引き寄せるようにする』などと吹きこまれ、「たかがハンコにこの金額?」という疑心より「このハンコを買うことで苦しみから抜け出せるのなら・・・」という期待の方が勝ってしまい、購入を決定してしまいました。

4~5年のローンで。 

 

ヤバすぎるハンコの説明。でもそれも信じた。

注文したハンコが出来あがり、受け取りに行ったときにされたハンコの説明内容がヤバかったです。

 

占い師:「この印鑑ケースについている朱肉は使わないでくださいね」

私:「なぜですか?」

占い師:「この朱肉はと同じです。そのを使うということは、あなたの運気も下げてしまうということです!なので、この朱肉は使わないでください」

私:「そ、そうなんですね。わかりました」 

 

今なら

「は?なに言ってんだコイツ。やべーな(ーー;)」

ってドン引きですけど。。

 

が、その時の私は”運気が上がるなら”と信じ、その後数年間本当にその朱肉に手をつけませんでした。

 

・・・・・・・

「いや、血なわけないじゃん!疑えよ!!」

 

デロリアンで当時の自分に会いに行って怒鳴ってやりたい。

 

ちなみにこのハンコは今もありますが、今は朱肉もガンガン使っています。

 

開運グッズは“行動の後押しをするもの”に過ぎない

開運グッズは、あくまでも自分の幸せの後押しをする【お守り】という存在にとどめておかないとキケンだよ、と言いたい。

 

いろいろ脆弱だった私は、開運ハンコを手に入れたことで自然と運気が上がっていくものだと勘違いしていました。

自分で自分を幸せにする努力もせずに『ハンコはお祓いをして良い運気を引き寄せるようにする』という言葉を鵜呑みにして、良い運が来るのをボーっと待っていました。

 

でも気付きました。  

来るわけないじゃんってww 

 

実際、開運ハンコを買って私の人生でなにが変わったかというと“借金が増えた”くらいです(笑)

ただただハンコにすべてを委ねた他力本願な生き方をしている人間に、良い運なんて巡ってくるわけがないんです。

 

しかし、私にとって幸いだったのはここで『開運グッズを持っているだけじゃ何も変わらない』と気付けたことです。

 

もしこのまま開運グッズにハマっていたら、ハンコに運気上昇の効力を感じないとわかった時に、また別の開運グッズに手を出す可能性がありました。

こんな負のループに陥るとあとに残るのは膨大な借金のみ。

 

今の自分を幸せにするどころか、未来の自分まで苦しめるという本末転倒な結果に。

 

開運グッズに祈りを込め大事に持ち歩くのは良いけど、たかが開運グッズに自分の人生を乗っ取られないように気をつけたいものです

 

自己肯定感の低さが招いたと思っている

このハンコを購入するハメになった原因は自己肯定感の低さだと思っています。 

 

「どうせ私なんて」

「あーまただ、私の時っていつもこう」

 

今もちょいちょい出てしまいますが、ハンコを買った当時は常にこんな思考回路でした。

 

自分の考え=悪がデフォルトだったので、自分の人生なのに主体的に生きるのが怖く、開運グッズにすがっていました。

 

最後はやっぱり”自分”  

過去の自分みたいに、今まさに開運グッズありきで生きている人に言いたい。

 

『開運グッズは簡単に手に入るけど、その瞬間から自動的に幸せになれるワケじゃないよ』

  

誰かやなにかにすがるのもいいけど、それ以上に自分で努力しなければ自信もついてこないし、幸せも手に入らないと思います。

 

私は、このことに気付いてから開運グッズに全く興味がなくなってしまいました。

それより、自分が好きなもの持ってた方が幸せを感じます。

ふるカフェ系 ハルさんの休日にハマる5つの魅力

 

 

~ふるカフェの価値は、ファーストコンタクトで決まるといっても過言ではない。いざ、参る!~

休日には全国の古民家カフェを巡り、古民家やその地域の魅力をブログにアップしているカリスマカフェブロガー、ハルさんこと『真田ハル』がカフェに入る前に必ず心の中で言う決めゼリフ

 

NHK Eテレで放送している『ふるカフェ系 ハルさんの休日』は、録画を何度も見返すほど好きな番組です。

新型コロナウィルスの影響で家にいる時間が長くなった今は、40本近くある録画を2周してしまいました(笑)

それでも飽き足らず、もはやBGMのように垂れ流していたいくらい。

観れば観るほど味わい深い『ふるカフェ系 ハルさんの休日』、今回はハマる魅力を書いていきます。

 

 

『ふるカフェ系 ハルさんの休日』にハマる5つの理由

 

 古民家の魅力を改めて知ることができる

 

『ふるカフェ系 ハルさんの休日』では、毎回ハルさんによる古民家の建築技術のウンチクが爆発しています。

今はカフェになっているこの古民家が元々なんの建物だったのか、名探偵になりきり”謎解き“していくハルさん。

古い建物の建築技術をいろいろ知っているハルさんですが、建築士ではありません(たぶん)。

 

建物のあらゆる場所に昔の名残りを見つけては、「これは旅館だったんじゃないか」「学校だったのでは」と楽しそうに謎を解き明かしていくハルさんの姿を見て、観てるこっちも楽しくなります。

ハルさんの建築技術のウンチクによって、古民家は「ただの古い建物」から「歴史ある貴重な建造物」へと見方が変わっていくのがこの番組の魅力のひとつだと思っています。

 

ハルさんの休日を見始めてから、思った以上に古民家の魅力にハマった私。

 

ハルさんは私の地元・宮城にも足を運んでくれました↓↓↓

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宮城県富谷市にある【cafe hitonowa】。築100年で、もとは裁縫学校だった古民家。

 

 

地域の文化や歴史も絡めたストーリー展開

 

ハルさんはカフェまでの道中、その地域の文化や歴史を感じるものに出会ったりしています。

「どうしてこんなところに灯篭が?」「この家紋はいったいなんだろう?」など。

ハルさんの好奇心は、古民家カフェだけじゃなく訪れた地域全体まで広範囲に向けられているのです。

 

ちなみにこうした疑問は、古民家カフェで出会った地域の方々との交流の中で解明されていきます。

この地域は昔○○が盛んだったから名残りであの部分が残っているんだ、とか。

毎年○○のイベントがあるからこういう地形になっているんだ、とか。

 

歴史や文化についてどんどん深堀りして聞いていくと、初めて訪れた場所でも一気に親しみが湧いてきますよね。

って、私はテレビで観てるだけですが(^^;。

でも、テレビを通してでもその地域に行った気分になれます。 

 

地元の特産品を使ったランチやスイーツを提供

 

ハルさんの休日で紹介されているランチやスイーツのほとんどは、地元で採れる野菜や果物で作られています。

つまりその古民家カフェに行けば、そこの地域の特産品がわかる。

古民家カフェは確かに地元に足を運んでもらうきっかけとして作られるけど、その地域のことを発信する媒体の役目にもなっているんですね。

 

この番組で、改めて古民家カフェの存在の大きさを知りました。

 

それにしても、どの古民家カフェの料理もとにかく見た目が色鮮やかでオシャレで美味しそう!!

 

ちなみに、ハルさんが私の地元である宮城県の富谷市のカフェに来た時は、富谷市特産品のブルーベリーを使ったマフィンを食べていました。

 

 

地元の一般の方々の独特な「セリフの棒読み」

 

『ハルさんの休日』はキャスティングも独特。

 

番組に登場するのは渡部豪太さん以外全員一般人で、実際にその地域で生活をされている方々です。 

 

そしてこの一般の方々の”セリフの棒読み“は番組の見どころと言えます。

本当にビックリするくらい棒読みなのです。

たまに「わざとじゃないか?」「番組の演出じゃないか?」と思うくらい(笑)

 

でも、ハルさんのインタビューに応えている時は素の自分に戻っているようで、とても自然で感情のこもった話し方になります。

古民家カフェを始めたきっかけや地元活性化のための紆余曲折など、セリフじゃない話の内容は時に胸に突き刺さるものを感じます。 

私が『ふるカフェ系 ハルさんの休日』にハマる一番の理由は、地元で頑張る人たちを見ていると自分も力を分けてもらえるからかもしれません。

 

それにしてもこのセリフの棒読み、なんとも言えない味がありますね。

 

 

渡部豪太さんの声と顔

 

私は、ハルさんの休日を観るまで渡部豪太さんのことを意識して見ることがありませんでした。

でも、この番組を見てから段々とすごい俳優さんだな、と思うようになりました。

 

なにがすごいかっていうと、

・声色

・顔芸(失礼💦)

の2つ。

 

まず、なによりすごいのが声色

ハルさんの休日のナレーションはすべて渡部豪太さんがやっています。

 

しかし私は、途中まですべてご本人がナレーションしているとは気付きませんでした。。

 

よく聞くのはぶらり途中下車の旅(滝口順平さん風)。

他にも北の国から(吉岡秀隆さん風)や平泉 成さん、ドラえもん風もありますが、とにかく渡部豪太さんは声の音域が広いようで、いろんな声色を駆使してナレーションをするので聞いていておもしろいし飽きません。

 

そしてもうひとつの顔芸

 

ホントに失礼な言い方かもしれませんが、あまりの表情の豊かさにこれはもう顔芸の域だと思っています。

普通にしていればイケメンな顔が、よくここまで崩せるもんだな・・とある意味感心しながら、しかし楽しみながら観ています。

ちょっと中毒性があるかもしれません(笑)。

表情筋がスゴすぎます!さすが役者!!

 

 

『ふるカフェ系 ハルさんの休日』は音楽もほのぼのとしてて心が癒されますね。

今(2020年)は、4月から始まったものの新型コロナの影響か放送がされない日々が続いていますが、またいろんなカフェを見たいので、放送を楽しみに待っています。

母の日だからってなにか(物)を無理にプレゼントする必要はない

 

母の日の今日、母にラインで感謝を伝えた。

 

ホントは、カーネーションあげたりなにか感謝の気持ちをカタチにしてプレゼントしようとか考えてたんだけど、やめた。

なぜかっていうと、母自身があまり物をもらうことが好きじゃないから。

 

母が物をもらうことが好きじゃない1番の理由はもらったものの使い道がなく困ってしまうから。

プレゼントしてくれた相手にそんなこと言えないから受け取るけれど、普段から使わないものをもらっても、正直管理が大変だと言っていた。

私もその気持ち、よくわかるので数年前から母に物をプレゼントするのを止めた。

もちろん母が「欲しい」と言えば、あげられるものはプレゼントする。

また、高齢で死が近づいている今から物を増やしても後が面倒とも言っていた。

 

それよりも一緒に過ごす時間とか心のこもった言葉の方が嬉しそうなので、そうすることにした。

  

ちなみに最近は、昔いろんな人からもらったけど家の奥にずっと眠っていた食器をどこか買い取ってくれるところはないかと相談を受けた。

使う予定のない自分が持ってるより、誰かに使ってもらったほうがこの子(食器)達も嬉しいし、と。

 

食器はノーブランドから有田焼など名のあるものまでさまざまだった。

未使用なのでどれも状態が良く、確かに捨てるにはもったいないと思ったので買い取り手を探すことにした。 

 

今の母にとって、物をもらうより断捨離がしたいのだ。

断捨離したい人に物をあげるのは違うと思った。

 

母の日に限らず、アニバーサリーにプレゼントするのは、無理に物にする必要はないと思う。

本人が望んでないものならそれは単なる『自己満足』だから。

どうしてもなにかをプレゼントしたいなら、事前に本人にリサーチしておくか本人と一緒にプレゼントを選びに行くのがいいと思う。

 

やっぱり相手が本当に喜ぶ姿を見ると、こっちも心から嬉しくなるものだ。

 

『塩釜deひなめぐり』でひな飾り観賞だけじゃなく地元の人との交流も楽しむ~後編~

 

毎年ひな祭りシーズンに宮城県塩釜市で行われている『塩竃deひなめぐり』。

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2008年から毎年開催されているこのイベントに初めて足を運び、いろいろな雛飾りを見たりお店の方との話を楽しんだりしてきたので、前・後編で記事にしてみようと思いました。

前編はこちら↓↓↓

 

www.punk-tata-8804tantan.com

 

この記事を書いた日にはもうすでにひな祭りは終わっていました・・・

が、雛祭りシーズン後に閉まってしまうにはもったいないな、と思うほど素敵な大正雛と出会ったので書こうと思います。

 

 

立ち寄ったお店【後編】

  

旧亀井邸 

 

亀井邸は現・カメイ株式会社の初代社長の家

 

塩竃神社裏坂の大鳥居をくぐり

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階段を登り始めてすぐ『旧亀井邸 ご自由にお入りください』などと書いてある看板が見えてきます。

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矢印の方向に目を向けると歴史を感じさせる門が。

この門の奥に旧亀井邸があります。
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亀井邸とは、亀井商店(現在のカメイ株式会社)の初代社長である亀井文平という方が、大正13(1924)年に建てた2階建ての建物です。

建物様式は『和洋併置式住宅(わようへいちしきじゅうたく)』というもので、伝統的な日本建築とモダンな西洋建築のコラボが印象的な建造物です。

また、当時流行したデザインを建物の至るところに取り入れているなど、雛飾り以外にも見どころがたくさん詰まった建物ですね。

 

旧亀井邸では、1階と2階に豪華な7段雛飾りを展示していました。

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1階の雛飾りの両脇にはつるし雛が吊るされ、可愛らしい雰囲気に。

 

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よくよく見ると『西陣織』と書かれてあったので、着物は西陣織で作られたのものなのかな、と思いました。

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続いて2階へ。

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2階には縦に二間続く和室があり、その一番奥に7段雛飾りと打ち掛けが展示されていました。

主役は雛飾りでしたが、鮮やかなブルーと金や赤の刺繍が華やかな打ち掛けの方に目を奪われてしまいました(笑)

 

亀井邸の雛飾りにまつわる2つのちょっと切ないエピソード

 

亀井邸のスタッフの方とのお話の中で、ちょっと切ないエピソードを2つ聞きました。

 

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1つ目は、この打ち掛けには誰も袖を通したことがないこと。

なんでも、昔結婚する娘のために母親が用意したこの打ち掛けを、娘さんが色合いがあまり気に入らなくて結局1度も袖を通すことがないまま今日に至っているそうです。

こんなに綺麗なのに、好みに合わなかったんですね・・

 

2つ目は、亀井邸の雛飾りはもっと賑やかだったこと。

 

以前はもっと部屋いっぱいにつるし雛を吊るしたり、大人の雛飾り以外に子供雛も飾っていてとても賑やかだった亀井邸。

けれど年々塩釜の人口の減少と高齢化が進み、雛飾りの作り手が減ってしまったため、徐々に会場を彩る飾りが少なくなっていったそう。

切ないというより、ちょっと寂しいですね。

 

 

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亀井邸では、300円でお抹茶と『志ほがま』というらくがん(和菓子)をいただけます。

 

 

太田與八郎商店(おおたよはちろうしょうてん)


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JR仙石線『本塩釜駅』から徒歩1~2分ほどの場所にある太田與八郎商店(おおたよはちろうしょうてん)

『太田屋』の屋号を持ち、店舗と蔵を構えているこちらのお店は1845年に創業した味噌醤油醸造元です。

 

私も塩釜に住んでいた頃よく建物の前を通っていましたが、あまりにも貫禄ある門構えが近寄りがたく、お店に入ったことは一度もありませんでした。

 

でも今回はせっかくのチャンス!

勇気を出してその扉を開けました。

 

享保雛 

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店内に入ると、右手側奥の座敷に立派な7段飾りの享保雛がありました。

着物の色は享保雛の特徴である天然草木染めでしたが、紫や橙色なども入っていてお雛さまをより品よく見せています。

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内裏雛の後ろのには、鶴や松といった縁起物の柄が描かれた屏風が。

雛飾りの屏風=金色のイメージだっただけに、とても新鮮な印象でした。

 

御殿飾り雛(ごてんかざりびな) 

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今回のひなめぐりで出会った中で、一番感動したのがこちらの『御殿飾り雛(ごてんかざりびな)』でした。

その名の通り、内裏雛が御殿の中に鎮座しています。

 

感動したのは、なによりも装飾ひとつひとつの模様など細部まで作り込まれた御殿

また、几帳の奥に佇む内裏雛には少し影が落とされ、御殿の奥行きを感じさせます。

あんまり近くで見れない位置にあったので、ファイバースコープを使って中をじっくり見たいと本気で思いました(笑)

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大正時代の雛飾りであるこちらの御殿飾り雛は、もともと個人の方の持ち物でした。

 

所有されていた方は、生まれてから95年間この御殿雛とともに過ごし、毎年イチからこの御殿を組み立て飾ってきました。

けれど、イチから御殿雛を組み立て7段飾りにしていくという作業はけっこう重労働で、ご本人も高齢でこの作業をするのが辛くなってきた。

でも、このまま飾らないのはお雛さまもかわいそうだし、もっとたくさんの人に見てもらいたい、とご本人の要望もありこちらでお預かりすることになったそうです。

 

壊れやすそうな細かい装飾がたくさんある、100年以上も前の雛飾りなのに全くそれを感じさせないほど状態の良い御殿飾り雛

所有されていた方がどれだけ大事にされていたかがすごく伝わってきて、見応えのある雛飾りでした。

 

おさんこ茶屋

宮城の名産のひとつ、ずんだ餅が美味しいおさんこ茶屋

なんと創業230年を超える、人気の茶屋です。

 

おさんこ茶屋にもお雛さまが飾られていたのですが、私の目的は・・・これ!↓↓↓
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向かって左からしょうゆ・ごま・くるみ・こしあん・ずんだ

 

おさんこ茶屋のだんごは餅のように柔らかく、餡も甘さやしょっぱさが控えめなので飽きずに何個でも食べられます(^^;

特にずんだはだだちゃ豆の味がしっかりして本当に美味しいです。

 

おさんこ茶屋に飾られていたお雛さまは、立ち姿が美しい立ち雛が3組。

他にお客様がいて写真は撮れなかったのですが、こけし雛が可愛らしかったです。

『塩釜deひなめぐり』でひな飾り観賞だけじゃなく地元の人との交流も楽しむ~前編~

 

毎年ひな祭りシーズンに宮城県塩釜市で行われている『塩竃deひなめぐり』。

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『塩竃deひなめぐり』は毎年2月下旬~3月3日(桃の節句の日)まで開催しています。

私もさっそく行ってみましたが、まだまだ冬の寒さが強いこの時期でも春の明るさを感じられ、心がほっこりするイベントでした。

  

 

『塩竃deひなめぐり』とはどんなイベント?

『塩竃deひなめぐり』2008年から毎年、桃の節句の時期に開催されているイベントです。

塩釜市内で雛段飾りを展示しているお店を巡り、お店によってはひなめぐり限定の特典を受けることができます。

お雛さま観賞をしながらお店の人と語り合ったり美味しいものを食べたり、塩竃の町歩きを楽しみます。

 

私が訪れた今年(2020年)は34店舗がイベントに参加していました。

 

どのお店に雛飾りが展示してあるのかは『塩竃まちめぐりマップ』というパンフレットに表示してあります。

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『塩竃まちめぐりマップ』片手に、お雛マーク🎎があるお店を訪ね歩く

 

通常営業しているお店の中に入って雛飾りを見るので、お店の方に「こんにちは、お雛さま見せてください!」と声をかけると、「はーい、どうぞー」と快く迎え入れてくれます。

ひなめぐり期間限定の特典とは、体験だったりひなめぐり限定スイーツやランチ、グッズの購入だったり、様々です。

 

塩竃まちめぐりマップ<ひなめぐり限定~>の表示がある店舗をチェックしてここを目当てにお店を巡るのもいいですね。

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↓↓↓ひなめぐり限定で体験できる『和紙で作るお雛さま🎎』。

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こういった期間限定ものに出会えるほか、訪ねたお店の店員さんから、展示してある雛飾りの由来や歴史のお話を聞いたり、地元の人と交流できるのも楽しみのひとつ。

 

実際、時代物や日本各地の特徴ある雛飾りを展示しているお店が多く、私も地元ながらちょっとタイムトリップした気分でひなめぐりを楽しんできました。

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バラエティに富んだ日本各地のお雛様たちに思わず顔がほころぶ

 

今回は、立ち寄らせていただいたお店に展示されている雛飾りの紹介を中心に、お店の方からの話も交えつつ書いていこうと思います。

 

立ち寄ったお店は6店舗と多くないですが、いろいろと興味深いお話が聞けました。

前・後編で3店舗ずつに分けて2記事書いていきます。

 

ご興味のある方はぜひ見ていってください🎵

  

立ち寄ったお店【前編】

 

市川紙店(いちかわかみてん)

 

塩釜市内のメインストリート・本町(もとまち)商店街で明治35年から店舗を構える老舗、市川紙店

 

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市川紙店の店内には和紙の折り紙で作られたつるし雛がたくさん飾られていました。

 

お雛さまやお雛さまを乗せる籠、扇子、お薬入れなどなど。

すべてが和紙でできています。

つるし雛はぬいぐるみのものを多く見かけますが、それを和紙で作るところはさすが老舗の紙店だなぁと思いました。

 

そして、市川紙店ではひなめぐり期間限定折り紙でお雛さま作りを体験できるんです!

 

和紙で作る折り紙ワークショップは、製作費1,500円で参加可能。

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実際に和紙を使って

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かわいいお雛さまを自分で作ることができます。

 

お店の方が折り方を丁寧に教えてくれるので、まったく初めてでも上手なお雛さまができ上がります。

 

自宅でも作りたいっていう方のために折り紙レシピももらえます。

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レジカウンター下のショーケースには、台座(?)と屏風以外は和紙で作った雛飾りが展示してありました。


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市川紙店には和紙の折り紙の種類がたくさんあるので、自分の好みの和紙柄で折り雛を作ったらより愛着が湧くと思いますよ♪

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私は桜の柄を購入 

 

熊久商店(くまきゅうしょうてん) 

旅行が好きだというご主人が営む熊久商店は本町(もとまち)商店街に店舗を構える、創業160年の老舗酒屋です。

地酒が試飲できるらしいので、お酒好きの方にはたまりませんね。

 

ちなみにこちらでは、塩竃まちめぐりマップを見せるとひなめぐり期間限定で甘酒を一杯サービスしてくれました。

 

博多雛(はかたびな)

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熊久商店の店内に入って一番最初に目に入ったのがこの『博多雛』でした。

立ち雛でサイズが大きく、優しい色使いだけど華やかな柄の着物を身にまとった、目鼻立ちがはっきりとした美男美女の内裏雛。

こんなに凛々しい顔立ちのお雛さまは初めて見ました。

 

享保雛(きょうほびな)

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熊久商店が店舗を構えた160年よりさらに昔、江戸時代に流行したという享保雛が店内一番奥に鎮座していました。

享保というと、江戸幕府第8代将軍徳川吉宗の時代。

約300年前のお雛さまなんですね~(ため息)

 

ご主人いわく、店舗は創業160年なので初めからこの店にあったわけではなく、ご先祖様がどこかから頂いたものだろうとのこと。

そしてなんと、頂いた後~このひなめぐりイベントが始まった2008年までは表に出していなかったとかΣ(゚д゚ )!

いやいやいや・・。

 

享保雛の着物の色は天然の草木染めだそうです。

現代のお雛さまに比べるとどうしても色使いが地味に見えてしまいますが、よくよく見ると細かい装飾が施されているのがわかります。

この細かい装飾も享保雛の特徴のようです。

私はこの内裏雛のオレンジっぽい色味が結構好きですね。

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すまし顔、というよりちょっと微笑んでるような表情もいいなぁと思いました。
 

  

ご主人が日本各地に旅行に出かけた際に購入した各地のお雛さまたち

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享保雛の下に飾られていたのは、ご主人が旅先で手に入れたお雛さまたち。

 

仲間と旅行に行く際には自分が幹事を引き受け、お雛さまが買えることを最優先目的に行き先や宿泊先などをすべてご自分で決めるそうです(笑)。

張り子や塗り物、伊万里焼の雛など、各地の特徴あるお雛さまがズラリと肩を(?)並べていました。

ご主人のおかげで各地のバラエティに富んだお雛さまが見られて、ちょっと得した気分でした。

 

荻原醸造(おぎわらじょうぞう)

 

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塩竃神社

 

202段の石段が有名な塩竃神社のすぐ近くに、明治21年に創業し店舗を構える荻原醸造

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味噌や醤油など、発酵食品を製造・販売しているお店です。

江戸後期に建てられたという建物は築160年を超えており、背景の塩竃神社を囲む森ともしっくりと馴染む、趣きのある外観です。

お店の外に目印のように置いてある大きな樽が目を引きますね。

 

そんな荻原醸造には、雛飾り以外にも見どころがもうひとつあります。

それは、むしろこっちを見たくて来る人も多いんじゃないかと思うくらい、インパクト大な代物でした。

 

大正雛(たいしょうびな)

 

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お店の入り口を入ってすぐ左側に飾られていたのは、7段の大正雛。

お雛さまが全体的に小ぶりなサイズなのが印象的でした。

あまりに小ぶりで顔も小さいので、だいぶ近づかないと表情がよく見えない(笑)。

でも、なんか皆スタイルが良く見える。小顔だから?

 

五人囃子と右大臣・左大臣の衣装の金色の刺繍がとても素敵でした。

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平成雛(へいせいびな)

 

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こちらは25,6年前の平成雛

一番見慣れたスタイルの雛飾りのせいか、これまでタイムトリップしていたのが一気に現代に戻った感じがしました。

屏風もオシャレな形をしていますね。

 

三人官女の着物の藤色が特に綺麗だなぁ~と見惚れてしまいました。

この着物あったら着てみたい・・・。

 

大神棚(おおかみだな) 

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荻原醸造のもう一つの見どころは『大神棚(おおかみだな)』です。

 

荻原醸造では塩竃deひなめぐりの期間中のみ『大神棚(おおかみだな)』を公開しています。

 

なぜひなめぐり期間中のみかというと、大神棚がある場所が個人宅の居間のため、普段は一般公開ができないからです。

私はこの大神棚のことを、前出の市川紙店の店員さんから「すごいのでぜひ見てみてください!」と力説されたので、お雛さまと同じくらい見たいと思いました。

 

で、実物を目の前にした感想は・・・「え、これホントに神棚??」でした。

とにかく、大きさが規格外(?)なんですね。

 

神棚って、たいていは家の奥の方にひっそりと存在しているイメージなんですが、荻原醸造の居間にあった大神棚は、

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広さ8~10畳ほどの居間の幅と同じサイズで、さらに縦の長さも1mは余裕であったと思います。

しかも屋根まで付いていて、まるで一軒家のような圧倒的な大きさの神棚でした。

この場所が普段の居住空間だというから、守られてる感ハンパない・・・。

 

大神棚の真ん中には、5枚の『キリコ』と呼ばれる切り絵が貼ってあります。

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毎年、塩竃神社の宮司さんの手によって縁起物の絵柄が入ったキリコが作られるそうです。

向かって左から

 

末広

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広末じゃありません

 

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かぶ

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真ん中なんだったか忘れました。スミマセン💦

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なんだったかなぁ~
 

この絵柄は毎年変わらないようです。

まるで、聖域への入り口ののれんのようですね。

 

 

立ち寄ったお店【前編】はここで以上です。

改めてじっくり塩釜の町を歩いて気付いたのは、創業100年以上の老舗店舗がたくさん軒を連ねているということ。

ひなめぐりを通じて、塩釜の伝統を守ろうとする地域の人々の想いを感じました。

 

ではでは、続きは『立ち寄ったお店【後編】』にて。